GSP紹介 明法の学び

GSP(グローバル・スタディーズ・プログラム)

英検準1級✕3ヵ月留学✕21世紀スキルで7年後、世界で大活躍するイノベーターに!

伝統のGSP
204名の留学生を輩出

10年の時を超え、新たなプログラムへ

2020年度より留学先がオーストラリアからカナダに変更!

明法GSPとは

「世界に挑む日本人」を育成するプログラム

近年、かつてないスピードでグローバル化は進展しています。企業は業種を問わず、グローバルに展開することが当たり前の時代となりました。7年後、明法卒業生たちの多くが「世界」をフィールドに活躍していることでしょう。
これからの時代、文系・理系を問わず、「文化を異にする仲間と協力し、チャレンジ精神と問題解決を通して新たな付加価値を創出していく力」が必要になってきます。
本プログラム(GSP)では、「英検2級・ 準1級の取得 」 「 1人1校のターム留学 」「21世紀型スキルの修得」を3本柱とし、グローバル人材を育成していきます。

明法GSPカリキュラム

明法GSPカリキュラム

ターム留学

世界各国から留学生が集う
留学先で高校生活!

留学先の高校に1学期間留学するイマージョン・プログラムです。
学校とホームステイ生活の実体験を通じて異文化に触れ、そこから派生する諸問題を自分の力で解決する能力を養います。
また、様々なことにチャレンジする中で、実践的な英語力が身につくとともに、世界に触れることで視野の拡大や国際感覚も培われていきます。

プログラムの特色

特色1

発信型の英語力を身につける

事前研修として「英検準備講座」「留学準備講座」の2つの英語強化プログラムが用意されています。これらは全て、留学中に英語で自己主張したり、他者とコミュニケーションを図る際に必要となる力を、出発前に徹底して鍛えるためのものです。帰国後のシェアリングセッション(事後報告会)では、帰国生たちは多くの聴衆を前にパワーポイントを駆使した英語によるプレゼンテーションを堂々とやってのけます。

特色2

多様性を醸成する

留学先はアジアやヨーロッパから多くの留学生が集う、異文化体験にはうってつけの環境です。キャンパスやホームステイ先では、宗教や世界の時事問題に関する話題が出ることも珍しくありません。日本文化を事前に学習して出国する生徒たちは、自らの異文化体験に対して相対的な視点から考察を深めていきます。

特色3

チャレンジ精神と協調性を養う

留学中は授業だけでなく、各種学校行事を通して、現地の高校生や留学生たちと時に競争し、時に協力し合わなければならない場面が多く生じてきます。異文化の地で自ら積極的に事にあたり、周囲と協力して物事を解決していくプロセスは、日本の高校生にとってはとても勇気がいると同時に、決して容易なことではありません。一方で、このような機会はチャレンジ精神や協調性を養う上では絶好のチャンスと言えるのです。

ターム留学のプログラム内容 
留学の事前・事後指導もガッチリ

ターム留学のプログラム内容

ターム留学要項

日程 高1の1月末~高2の4月上旬(約3ヶ月)
対象 高校1年GSP生
定員 30名
参加条件
  • 英検準2級以上
  • 全科目の成績が10段階中5以上(1・2学期)
  • 遅刻・欠席の日数があわせて10日以内(1・2学期)等
  • 心身共に健康であること。
費用

約150~170万円(変更の可能性有)
(宿泊費・交通費・研修費、食事代など)

  • 一定の成績をおさめた生徒に対して、東京都私学財団より補助金制度(一人55万)があります。
  • 高校一般入試で優秀な成績をおさめた生徒(6名)に対して、明法GSP特待制度(一人50万円)があります。

海外留学経験者(海外大学院修了)による徹底指導

大平 奈央
(おおひらなお)
大平 奈央(おおひらなお)
  • 本校 英語科教諭
  • TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)保有
Michael Yap
(マイケル・ヤップ)
Michael Yap(マイケル・ヤップ)
  • 本校 英語科 専門講師(元大学講師)
  • 教育修士課程(特別支援教育)履修中
  • 日本言語教育学会(JALT)所属

事前研修(高校1年:4月~12月)

英検準備講座(全15回)

英検2級~準1級合格レベルに対応!

高校1年次の3学期(ターム留学出発前)までに、参加者全員が2級の取得を目指します【Intermediate Class】。過去10年間(本校ターム留学生総数156名)のデータから、渡航前に英検2級以上に合格した生徒は「留学中の学習効果が高い」ことが分かっています。なお、すでに2級以上を保有している生徒には準1級合格を目指します。

留学準備講座(全8時間)

本講座は夏と冬に2日連続で開講され、GSP生は参加必須となっております。夏の講座では①日本文化を英語で説明できること、②他国の文化を理解することを目標に、様々な活動に取り組みます。冬の講座では留学先で使える表現を学びます。授業は英語で行うため、スピーキングとリスニングを同時にトレーニングできます。

留学オリエンテーション(全3回)

保護者の方々にも事前サポート!

保護者及び生徒を対象とした事前オリエンテーションです。出国までに取り組むべきTo-Doリストの提供や、ホームステイや現地校での留意点、保護者としての心構えなど、留学を成功させるために不可欠な情報提供などを行っていきます。

1学期間の留学(イマージョン)
(高校1年:1月~4月)

「人生観を変える体験」~メモリアル写真館~
日々の授業ノート(英語)

日々の授業ノート(英語)

体育の授業

体育の授業

アイスホッケー観戦

アイスホッケー観戦

海外で日本の食文化の紹介

海外で日本の食文化の紹介

事後指導(高校2年:4月~6月)

留学体験シェアリング
(英語プレゼンテーションコンテスト)

帰国後、生徒たちは留学を通して学んだ点を英語でプレゼンテーションします。このシェアリングセッションは毎年コンテスト形式で実施され、3名の審査員を含めた約80名の関係者の方々(保護者・次年度留学生・教職員など)が参観します。多くの聴衆を前に、帰国生たちはパワーポイントを駆使して立派に発表をやり遂げます。

【明法GSP】人生観を変える体験!~豪州留学の魅力を帰国生がプレゼン~

【明法GSP】人生観を変える体験!
~豪州留学の魅力を帰国生がプレゼン~

【明法GSP】プレゼンテーション・コンテスト ~グランプリと凖グランプリ受賞者映像~

【明法GSP】プレゼンテーション・コンテスト
~グランプリと凖グランプリ受賞者映像~

留学報告書作成(冊子)

事前研修(約8ヶ月間)、留学(約3ヶ月間)、事後研修(約2ヶ月間)と、およそ1年間にわたる留学プラグラムの集大成として、「留学報告書(レポート)」を作成します。生徒たちは、留学に際しての3つの目標(「発信型の英語力を身につける」「多様性を醸成する」「チャレンジ精神と協調性を養う」)を検証するといった観点から作文をします。

留学報告書作成
留学報告書作成

オリジナル教科「21世紀」

オリジナル教科「21世紀」

留学で得た英語力を維持しつつ、
21世紀型スキルを学ぶ!

イノベーションの世界的リーダーであるアメリカでは、クリティカルシンキングやクリエイティブシンキングなどの「21世紀型スキル」を身につけるための教育が実践されています。本校では、高校2・3年生の選択科目として、ゼミ形式の参加型授業でこれらのスキルを身につけるクラスを設けています。授業は英語で行われますので、留学から帰国した学生の受講をお勧めします。

この授業では、自ら進んで質問をしたり、さまざまな学習方法を探求したり、互いにサポートし合う生徒集団を形成します。一年間を通して、コミュニケーション力、批判的思考力、協調性、創造性を磨き、思いやりの心を育みます。

プログラムの特色

特徴1

オールイングリッシュで展開される授業

週に 1 回、2 時間の授業で、生徒は互いにコミュニケーションを取り、英語で自分の考えを伝えます。1学期には意見が言えなかった生徒も、授業で様々な文献に触れる中で、新しい語彙や知識を積み上げ、3学期には、話し合いの際に自分の考えを根拠を持って分かりやすく表現できるようになります。

特徴2

生徒主体の授業展開

年間を通じて、持続可能な開発目標 (SDGs) に関連する探究ベースの学習と地球規模の問題を中心としたアクティブラーニング通じて、21 世紀のスキルを涵養します。

初回の授業で、生徒はSDGsの17のゴールを学び、探究していきたいテーマをいくつか選びます。その後、テーマについて既に知っていることと、さらに知りたいことを特定し、1・2学期間で様々な文献を読み、調査を進めます。3学期には、生徒達はグループで実現可能な解決策を提案し、1年間を通して地球規模の問題を自分事として捉えることができるようになります。

この授業では、定期試験は実施せず、毎週の課題、授業内小テスト、プレゼンテーション等により評価します。

特徴3

ICTの活用で教室を超えた学習!

生徒はICTを使用して様々な情報源から情報を収集し、自分達で選定したテーマについて更に理解を深めます。1年間を通して、chromebookを活用して、授業での学びについて英語で話し、録音したデータを提出したり、学習内容をスライドにまとめること継続的に行なうことで、生徒はICTスキルを磨くことができます。また、調査の際に山梨学院大学国際リベラルアーツ学部(iCLA)の学生さんから意見を伺うこともあり、新しい知見を得ることができます。

オールイングリッシュで行う、
アクティブ・ラーニング型の授業!
~課題解決・付加価値の創造に向け、
生徒が主体的・協同的に学ぶ新時代の学びの場~

従来の教育が重視してきた「何を教えるか」という知識の質、量の改善に加え、「どのように学ぶか」「どのような力が身についたか」といった学びの質の深まりを重視した学習・指導方法を実践していきます。言い換えれば、21世紀の授業は「アクティブ・ラーニング(能動的学習)」を主軸として、実用的な英語力、問題解決力(Critical ⁄ Creative思考含む)、ICT活用力などの21世紀型スキルを修得していくための科目なのです。

これらの力は、文部科学省が新学習指導要領や2020年度大学入試改革が目指す「思考力・判断力・表現力」や「4技能型英語力」にも対応しています。

オールイングリッシュで行う、アクティブ・ラーニング型の授業!

明法GSP卒業生の声

中央大学(2024年卒) 三浦 湖子奈
中央大学(2024年卒)
三浦 瑚々奈(みうら ここな)

私は中学時代から留学に興味があったため、GSP コースがある明法高校に進学しました。留学前の講習では、英検の勉強だけでなく、ネイティブの先生とたくさん会話する機会があるため、初めて海外に行くことの不安を減らすことができました。留学中は、ホストファミリーや現地の先生、他の国から来た留学生とも交流できました。最初は英語を聞き取れないことや、授業についていけないこともありましたが、積極的にクラスメイトに声をかけ、宿題を手伝ってもらったり、お昼ご飯を一緒に食べたりと交流を通して様々な文化を学べました。友達とのショッピングや、ホストファミリーとナイヤガラの滝に行った思い出は、これからも私の記憶に残り続けると思います。この貴重な留学体験は明法高校でしかできなかったことであり、留学に行くか迷っている人には、ぜひ GSP に参加して新しい価値観を得るチャンスをつかんでほしいです。

社会人(立教大学)(2020年卒) 高橋 勇貴
社会人(立教大学)(2020年卒)
高橋 勇貴(たかはし ゆうき)

私は英検準備講座のおかげで、留学前になんとか英検2級を取得できました。しかしいざ留学してみると、現地の人は話すのが速いし、自分から話しかけないと全然構ってもらえない。このような壁はまだ序の口で、留学中は「安楽死というテーマについてディベートをする」など様々な「困難(=挑戦)」に対峙しました。留学で大変な経験をしたからこそ、自分とは考え方や文化の異なる人と共に生きることに強く興味を抱き、大学では様々な人間のことを深く学べる社会福祉学科への進学を決めました。「GSPって何だろう?」「気になるけどあと一歩が踏み出せない!」と思っている人こそ、GSPにぜひ参加をしてみてください。ターム留学では、必ず「なにか」を手にできます。それは海外の友達、発信型の英語力、日本の良さを知る、視野が広がる、異国の地でもやっていける度胸がつく、など人により様々です。高校時代の留学はなかなかできる体験ではありません。しかし、明法には留学できるチャンスがあります。GSPに参加して、「人生観を変える体験」をぜひしてみてください。