GSP(グローバル・スタディーズ・プログラム)


明法GSPとは
「世界に挑む日本人」を育成するプログラム
生成AIの発展やグローバル化により、社会は予測困難なVUCA時代へ。そんな時代だからこそ、明法GSPは文理の垣根を超えた“問題解決力”や、他者と“協働”し、困難をしなやかに乗り越える“レジリエンス”を大切にします。
9ヶ月の事前研修、3ヶ月のターム留学、帰国後の事後学習、そして、明法オリジナルのGSP発展科目「21世紀」も履修することで、3年かけてこれらの力をじっくり着実に育みます。
そして、生徒たちが社会へ出る7年後、世界をフィールドに活躍できる人材を育成していきます。
明法GSPカリキュラム
ターム留学
世界各国から留学生が集う
現地校での高校生活!
留学先であるニュージーランドの現地校に1学期間留学します。現地校での授業や生活、ホームステイを通して異文化に身を置き、自立心や問題解決力を育みます。また、現地で様々な経験を積みながら、実践的な英語力が育まれ、異文化間能力を培うこともできます。
プログラムの特色
発信型の英語力を身につける
事前学習として、次の2種類の講座を実施し、英語力をさらに強化し、留学に向けたマインドセットやスキルを育んでいきます。
- 英検2級・準1級の対策講座(全4回)
- 留学準備講座(全20回)
事前学習は日本人教員と外国人教員のチームティーチングで指導しており、講座はオールイングリッシュで行われています。
さらに、帰国後は英語でのレポート執筆や英語でのプレゼンテーションコンテストを実施し、留学で培った英語力を活かし、留学での学びを結晶化します。
多様性を醸成する
留学先であるニュージーランドは、世界各国から留学生が集まり、先住民族であるマオリの文化も非常に大切にされています。母語や文化、宗教も異なる人々が共存する環境に身を置くことで、多様性を育みます。
事前学習では、そのような多様性を育む土壌づくりとなる講座を多く実施することで、生徒たちの学びのレディネス(準備)を整えます。
チャレンジ精神と協調性を養う
生徒たちにとっては、留学そのものが大きなチャレンジ。中には初めての海外がGSPターム留学という生徒もいます。
海外生活に加えて、現地校での授業や行事・クラブ活動等を通して、初めての経験を積みます。さらに、その中で現地の生徒たちと協働したりする機会も多くあります。このような体験を通して、チャレンジ精神や協調性が育まれていきます。
ターム留学のプログラム内容
留学の事前・事後指導もガッチリ
ターム留学要項
| 日程 | 高1の1月末~高2の4月上旬(約3ヶ月) |
|---|---|
| 対象 | 高校1年GSP生 |
| 定員 | 30名 |
| 参加条件 |
|
| 費用 |
約180万円 なお、本校には2つの助成金制度がございます。同時受給も可能となっており、最大105万円の助成となります。
|
海外経験のある日本人教師と
外国人教師による
TT(Team Teaching)で徹底指導
三河尻紀明
(みかじりのりあき)
- 本校 英語科教諭
- 修士(言語学)
- 英語コーパス学会(JAECS)
- 外国語教育メディア学会(LET)
- Japan Second Language Acquisition Research Forum(J-SLARF)
- 日本CLIL教育学会(J-CLIL)等所属
Michael Yap
(マイケル・ヤップ)
- 本校 英語科 専門講師(元大学講師)
- 教育修士課程(特別支援教育)履修中
- 日本言語教育学会(JALT)所属
事前研修(高校1年:4月~12月)
英検対策講座(全4回)
留学中の学びをより充実させるための、英語力を磨く講座。
取得級・習熟度別にグループ分けを行い、10名程度の少人数クラスで、2級・準1級対策を徹底指導します。
留学準備講座(全20回)
留学中に向けたマインドセットやスキル、異文化間能力を育成する講座。
講座はオールイングリッシュで行われ、次のようなトピックを扱います。
- 自分の性格や出身地について紹介するトレーニング
- 自分の意思や感情を英語で伝えるトレーニング
- 日本の文化を英語で説明するトレーニング
- ロールプレイを通した、トラブルを想定したケーススタディ
- ホストファミリー・スクールでの過ごし方を学ぶケーススタディ
夏季・冬季休暇前には、丸1日英語漬けになる集中講座も行っており、講座を受講することで、英語力を高めることもできます。
留学オリエンテーション(全5回)
本校担当者と提携業者によるオリエンテーション。
渡航に向けたご家庭での準備や、留学生としての心構え、ケーススタディ等を通して、留学に備えます。保護者も参加するオリエンテーションも複数回実施するなど、留学を成功に導くためのバックアップ体制を構築しています。
事後指導(高校2年:4月~6月)
プレゼンテーションコンテスト
ターム留学から帰国した高校2年生が、保護者や教職員、高校1年のGSP生や友人など、約100名にも及ぶオーディエンスの前で、英語でプレゼンテーションを行います。
GSP生の中から予選を経て選抜された生徒たちが、何度も練習を重ね、留学での学びや経験を講堂の舞台で堂々と発表します。


留学報告書
約9ヶ月に及ぶ事前学習と約3ヶ月半の留学を経た、生徒たちの学びや経験を振り返り、結晶化するために作成する報告書。生徒たちは、全て英語で学びや経験をまとめます。
作成した報告書は冊子として刊行し、生徒たちにも配布されます。GSP生全員の学びが詰まった、本プログラムの集大成となる報告書です


オリジナル教科「21世紀」

留学で得た英語力を維持しつつ、
21世紀型スキルを学ぶ!
イノベーションの世界的リーダーであるアメリカでは、クリティカルシンキングやクリエイティブシンキングなどの「21世紀型スキル」を身につけるための教育が実践されています。本校では、高校2・3年生の選択科目として、ゼミ形式の参加型授業でこれらのスキルを身につけるクラスを設けています。授業は英語で行われますので、留学から帰国した学生の受講をお勧めします。
この授業では、自ら進んで質問をしたり、さまざまな学習方法を探求したり、互いにサポートし合う生徒集団を形成します。一年間を通して、コミュニケーション力、批判的思考力、協調性、創造性を磨き、思いやりの心を育みます。
プログラムの特色
オールイングリッシュで
展開される授業
週に 1 回、2 時間の授業で、生徒は互いにコミュニケーションを取り、英語で自分の考えを伝えます。1学期には意見が言えなかった生徒も、授業で様々な文献に触れる中で、新しい語彙や知識を積み上げ、3学期には、話し合いの際に自分の考えを根拠を持って分かりやすく表現できるようになります。
生徒主体の探究へ
つながる授業展開
年間を通じて、持続可能な開発目標 (SDGs) に関連する探究ベースの学習と地球規模の問題を中心としたアクティブラーニング通じて、21 世紀のスキルを涵養します。
初回の授業で、生徒はSDGsの17のゴールを学び、探究していきたいテーマをいくつか選びます。その後、テーマについて既に知っていることと、さらに知りたいことを特定し、1・2学期間で様々な文献を読み、調査を進めます。3学期には、生徒達はグループで実現可能な解決策を提案し、1年間を通して地球規模の問題を自分事として捉えることができるようになります。
この授業では、定期試験は実施せず、毎週の課題、授業内小テスト、プレゼンテーション等により評価します。
ICTの活用で教室を
超えた学習!
生徒はICTを使用して様々な情報源から情報を収集し、自分達で選定したテーマについて更に理解を深めます。1年間を通して、chromebookを活用して、授業での学びについて英語で話し、録音したデータを提出したり、学習内容をスライドにまとめること継続的に行なうことで、生徒はICTスキルを磨くことができます。また、調査の際に山梨学院大学国際リベラルアーツ学部(iCLA)の学生さんから意見を伺うこともあり、新しい知見を得ることができます。
オールイングリッシュで行う、
アクティブ・ラーニング型の授業!
~課題解決・付加価値の創造に向け、
生徒が主体的・協同的に学ぶ新時代の学びの場~
従来の教育が重視してきた「何を教えるか」という知識の質、量の改善に加え、「どのように学ぶか」「どのような力が身についたか」といった学びの質の深まりを重視した学習・指導方法を実践していきます。言い換えれば、21世紀の授業は「アクティブ・ラーニング(能動的学習)」を主軸として、実用的な英語力、問題解決力(Critical ⁄ Creative思考含む)、ICT活用力などの21世紀型スキルを修得していくための科目なのです。
これらの力は、文部科学省が新学習指導要領や2020年度大学入試改革が目指す「思考力・判断力・表現力」や「4技能型英語力」にも対応しています。
明法GSP卒業生の声
私がGSPに関心を持ったきっかけは、高校生のうちに、何か自分の経験になることに挑戦してみたいと思ったことです。もともと海外に興味はありましたが、英語力にあまり自信がなく、留学は少しハードルが高いものだと感じていました。しかし、GSPは英検準2級相当の英語力があれば参加できると知り、「自分も挑戦できるかもしれない」と思ったことがGSPを選択するきっかけでした。
GSPでは、事前学習として週1回オールイングリッシュでの講座があります。英語の授業とは違い、講座ではグループワークを中心に、英語でたくさんクラスメイトと話します。また、海外と日本の文化・考え方の違いなども学ぶなど、実際の留学を想定した学習を行いました。英語にあまり自信がない人でも、毎回英語を使いながら少しずつ力をつけられることが講座の魅力です。
私はカナダへ留学しましたが、様々な人種や文化を持つ人が生活していて、日本とは異なる多文化な環境を実際に経験することができました。高校生の段階でそのような環境に身を置き、多様な価値観に触れられたことは、とても有意義な経験でした。
私たちは多くの人と関わる中で、様々な価値観に触れることで、自分の考え方や価値観を形成していくものだと思います。だからこそ、高校生という時期に留学を通して多くの人や文化に触れる経験をすることは、その後の自分自身の成長に必ずつながると思います。少しでも留学に関心がある生徒の皆さんは、ぜひGSPに参加して成長してほしいと思います。
私は明法中学に通っていた頃からGSPに興味を持っていたため、高校では迷うことなくGSPを選択しました。実際に留学に行ってみると、未知の連続でした。日本とは文化も言語も異なるため順応することに時間を要しましたが、様々な経験をすることができました。特に、ホストファミリーと様々な場所へ旅行をしたことは、とても良い思い出です。
留学中に日本という国や日本語・日本文化について、うまく説明することができなかったことがあり、それが日本をもっと知り、外国語能力を上げていきたいと思ったきっかけとなっています。そして、留学をしたことで、今の大学に入りたいという気持ちがより一層強くなりました。
高校生のうちに留学することは大変な部分も多くあると思います。ですが、日本を離れて生活することによって得られる刺激はどんなものにも変え難いと思いますし、一生忘れることのない経験のうちの1つにもなると思います。
私は中学時代から留学に興味があったため、GSP コースがある明法高校に進学しました。留学前の講習では、英検の勉強だけでなく、ネイティブの先生とたくさん会話する機会があるため、初めて海外に行くことの不安を減らすことができました。留学中は、ホストファミリーや現地の先生、他の国から来た留学生とも交流できました。最初は英語を聞き取れないことや、授業についていけないこともありましたが、積極的にクラスメイトに声をかけ、宿題を手伝ってもらったり、お昼ご飯を一緒に食べたりと交流を通して様々な文化を学べました。友達とのショッピングや、ホストファミリーとナイヤガラの滝に行った思い出は、これからも私の記憶に残り続けると思います。この貴重な留学体験は明法高校でしかできなかったことであり、留学に行くか迷っている人には、ぜひ GSP に参加して新しい価値観を得るチャンスをつかんでほしいです。
私は英検準備講座のおかげで、留学前になんとか英検2級を取得できました。しかしいざ留学してみると、現地の人は話すのが速いし、自分から話しかけないと全然構ってもらえない。このような壁はまだ序の口で、留学中は「安楽死というテーマについてディベートをする」など様々な「困難(=挑戦)」に対峙しました。留学で大変な経験をしたからこそ、自分とは考え方や文化の異なる人と共に生きることに強く興味を抱き、大学では様々な人間のことを深く学べる社会福祉学科への進学を決めました。「GSPって何だろう?」「気になるけどあと一歩が踏み出せない!」と思っている人こそ、GSPにぜひ参加をしてみてください。ターム留学では、必ず「なにか」を手にできます。それは海外の友達、発信型の英語力、日本の良さを知る、視野が広がる、異国の地でもやっていける度胸がつく、など人により様々です。高校時代の留学はなかなかできる体験ではありません。しかし、明法には留学できるチャンスがあります。GSPに参加して、「人生観を変える体験」をぜひしてみてください。

