【バスケットボール部女子】インハイ予選②
【バスケットボール部女子】インハイ予選②

6月1日、明法高校バスケットボール部の女子部3年生にとって最後の試合の日がおとずれました。
場所は都立石神井高校。3年生の1人が遅刻するところから始まる、笑いのある雰囲気は、3年生にとって引退のかかった試合でも、最後まで楽しもうという気持ちの表れだったのかもしれません。対戦相手は日体大桜華。隣同士の学校ですが、バスケットボールの知名度では大きな隔たりがあります。厳しい戦いになることは誰の目にも明らかでしたが、部員たちは緊張することなく今日という日を全力で楽しもうと意気込んでいました。保護者の方々以外にもOGや高校男子部員や中学男子部員も応援に駆けつけてくれました。
試合序盤、2年生ガードの表情が固く、思うようなプレーができません。そんな中、3年生たちは集中しながらも笑顔を絶やさず、全力で試合を楽しんでいました。キャプテンを中心に連続で3ポイント!第2クォーターになると、5人みんなの表情もだいぶ柔らかくなり、このクォーターだけで見ると20対23と、競った展開に持ち込むこともできました。
終わってみれば59対120。数字だけ見れば大敗でしたが、格上のチームに対して、誰も最後まで心が折れることなく、そして楽しむことを忘れずに過ごせた2時間でした。最後のミーティングでは、涙を浮かべながら、キャプテンから「こんなに引退したくないと思えるのは初めて。もっとこのチームで楽しい時間を一緒に過ごしたかった」。彼女たちにとって充実したバスケ生活だったのだと思います。
毎年のこの時期、3年生たちが涙を流しながらバスケ部への想いを語ってくれることがとても印象的です。
そんな明法バスケットボール部を今後ともよろしくお願いいたします。
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