【水泳部】三多摩大会 女子７位入賞！男子100m自由形２位入賞！

　水泳部は合宿明けの８月、他の都立高校のプールをお借りして、真剣に競泳競技に向き合い、大いに努力を重ねてきました。
そのおかげもあり、去る8月27日(火)に行われた「第55回　三多摩高等学校水泳競技大会」におきまして、女子が団体７位入賞、男子の100m自由形におきましては、第２位という好成績を収めることが出来ました。
　まず、本校の水泳部は校地内にプールが無く、普段から調布市の「武蔵野の森総合スポーツプラザ（むさプラ）」にある50m長水路プールで練習を行っています。
しかし、このプールでは、飛び込み練習が出来ない為に、入学後初めて試合に出る初心者にとっては、克服すべき練習環境となっています。夏期合宿の４日間の飛び込み練習では、まだまだ不安を抱える１年生が多かったのも事実です。
　そのため、普段練習している「むさプラ」で、隣のレーンで泳いでいる高校水泳部の顧問の先生に、今夏の合同練習を申し出てみたところ、快く承諾してくれました。大変感謝しております。
　今夏は合計７日間、多い時には４校合同にて、練習を重ねました。合同練習を行うことのメリットは、普段は何気なくこなしてきた練習メニューも、本当は他校に比して楽な内容だったりすることがあるので、客観的な自己分析と、自己評価をすることができるのです。
　一例としては、最終の７日目に、普段は本校で行わない25メートルの100本ダッシュ練習を行い、体力のみならず、精神的にも鍛えられる内容となりました。
　さらに、競泳の練習は他校の選手と同じレーンにて、チームを組んで練習をするために、自ずと他者とコミュニケーションを取らざるを得ず、様々な会話をすることで、本校の選手はコミュニケーション力を向上させる良い機会となりました。
　そして、練習の成果が結実しました。本校は前述の三多摩大会において、女子団体が７位（全51チーム出場）の好成績を上げ、男子におきましても、100m自由形の部では２位に入賞する選手が出ました。
　競泳レベルの高い多摩地区の競泳大会において、高校生の選手が活躍することは、今後の中学男女共学を控える本校にとって、大きな自信と勇気をもたらしてくれました。
さらに９月の高体連の新人戦では、心身共に成長した姿を見せてくれると思います。