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女子バレーボール部の冬①-冬休みの練習が始まりました

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女子バレーボール部の冬①-冬休みの練習が始まりました

 2学期期末考査も終わり、冬休みの練習が始まりました。
 期末考査中の厳しいコンディションの中で出場した私学選手権大会では、残念ながらトーナメントの初戦で敗退しましたが、春季大会での本戦トーナメント出場という目標に向けて、着実に練習を重ねています。

 冬は当然ながら寒くウォーミングアップが練習の質を上げるためにも、怪我を防ぐためにも大切になりますが、単にランニングやダッシュだけでは楽しくないので、ビジョントレーニング(視野を広げるトレーニング)を兼ねて、しっぽ取りや「タップ イット」という玩具を使いながら、楽しみつつ、競い合いつつウォーミングアップを行っています。その他にも、ラダーを使ったウォーミングアップも行っています。

 選手とは新人大会後すぐに、春季大会で本戦トーナメントに進むためにこれから必要なポイントについて共有していますが、この冬休みは、指導の方針としてあまり使わない「気合いと根性」という言葉をあえて使い、そこに「切り替え」というキーワードも加えた方針を軸に練習をしています。
 とは言っても、バレーボールは基本技術や連携、そして戦術の理解も重要なので、ボールを使ったメインの練習ではその点に重点を置いて指導をしています。今日の練習でも、3対3のミニゲームで、通常のルールより1本少ない「2本以内」でボールを相手コートに返すルールを適用することで、基本技術に加え、ポジショニングや連携がいかに重要かを考えさせる練習を行いました。現在のメンバー特有の明るさとポジティブさから生み出される「熱き心」に加え、試合中に冷静に状況を考える「冷たき頭」が加わることで、バレーボールという競技がより面白く取り組める、そしてそれが勝利に繋がり、目標の達成に繋がるという意識を持たせることにも指導の重点を置いています。

 練習の最後には、筋力トレーニングのあとに、10分間走をさせ、その中で自分自身で自分の体力とメンタルを追い込ませ、その直後に基本練習であるサーブとパスの練習を集中して短時間行います。その一連の練習を通して、単に筋力・体力をつけるだけでなく、試合の終盤や、追い込まれて緊張を強いられる場面でも、切り替えて、基本に忠実なプレーが行っていけるような気持ちの面での強化も図っています。

 決して経験値が高い選手たちではなく、ごくごく普通の高校生で構成されたチームですが、この冬休みにこうした、高い意識も持った練習をさせることで、目標の達成に繋げていこうと考えています。

 新人大会後、春季大会までに100セットの練習試合を行うことを、目標達成のための手段とし、この冬休みにも数本の練習試合を行っていきます。

 公式戦までまだ先が有り、かつ寒くてプレーがしづらい「冬」ですが、選手たちは、持ち前の明るさとポジティブさで、キツいながらも楽しく練習に取り組んでいます。

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 人数も少なく、歴史も浅く、決して強くない女子バレーボール部ですが、興味のある方は、経験者・初心者問わず、見学にお越し下さい。

 お問い合わせ先  明法高等学校バレーボール部女子 顧問 早川哲生
           電話 042-393-5611(代表)

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