女子バレーボール部の秋② ー 公式戦初勝利!
女子バレーボール部の秋② ー 公式戦初勝利!
現高3生の3名が引退したインターハイ予選から約110日。高2・高1の女子チームメンバー10名は、チームの目標の1つに、「予選リーグで2勝して本選トーナメントに進む」を掲げて、これまで練習や練習試合を重ねてきました。8月2日から取り組んできた練習試合と、8月に出場した2回の公式戦を含めると、のべ25校と73セットを数えます。これまでの代にはないほどの練習試合をこなし、本日の高体連新人選手権予選リーグに臨みました。
10名中3名は午前中に英検の二次試験があり、そこから大会会場で合流。ほかの7名は午前中に学校で最終調整をして、午後の大会に臨みました。
いつものように元気よく会場に入り、3チームリーグの第1試合は審判。一部の部員は、審判の役割を外れ、ギャラリーから、これから対戦する2チームのスカウティング(分析)を行いました。
そして、第2試合が、本校の初戦。対戦相手は広尾学園高校でした。1セット目は流れに乗れず落とし、2セット目も中盤までリードを許す展開でしたが、そこから流れを取り戻し逆転勝ちし、フルセットへ。3セット目も接戦となりましたが、粘り強くボールを拾い、最後は接戦を制しました。この代としては、初勝利となります。
第3試合は、第1試合で勝っており、この試合の勝者がリーグ1位となり、2週間後の本選トーナメントに進めます。相手は国学院高校。背の高いアタッカーを擁するチームでした。1セット目は、序盤に連続失点してしまい、その後粘りましたが、落としました。しかし、第2試合に勝利した選手たちは、その流れを汲んで、2セット目は中盤までリードする展開。チームの強みである明るさと粘り強さで、再びフルセットまで持って行ける展開でしたが、最後には力尽き、ストレートで敗れました。
ただ、試合中も流れが悪くなると、円陣を組んでお互いを励まし合い、情報を共有し、粘り強く戦えました。
これまででもっともパフォーマンスの高いゲームを、公式戦でできるのは、素晴らしいことだと思います。
本戦には進めませんでしたが、選手たちも悔いはなかったようで、晴れやかな顔で大会会場を出ました。
次の高体連の大会は4月下旬までありません。12月には私学選手権大会がありますが、長くて厳しいこれからの季節に、チームはさらにバージョンアップし、春こそ目標を達成しようと思います。
今日は大会を通じて、選手が大きく成長できた1日でした。