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ホットケーキミックスを溶岩に見立てた実験!?-中1理科

教科指導

ホットケーキミックスを溶岩に見立てた実験!?-中1理科

本校の理科棟にある生物実験室から、なんだか甘い香りが漂います。
覗いてみると、なんと、中学1年生の理科の授業中でした。

現在学習中の、火山活動におけるマグマや溶岩の働きについて理解を深めるために、身近な食材である「ホットケーキミックス」を用いた実験を行っていました。

同じ量のホットケーキミックスでも、加える水の量を調整することで、粘り気の強いものと弱いものが出来上がります。同じように、溶岩にも粘り気の強いものと弱いものがありますが、それらは映像でしか確認できません。しかし、ホットケーキミックスを使うことで、熱が入った後の違いを実際に目で見て、手で触れて、口に入れて確認することができます。

実験前に配布したワークシートに、どんなホットケーキが出来上がるか各自の予想を図で表します。
水が少ないと「パン」、水が多いと「クレープ」のようになると予想していたA君は、実際に出来上がったものを見て、予想通りだと喜んでいました。

実験の最後には、焼きあがったホットケーキを食べて、グループ内で感想を共有します。そこで出た感想のキーワードを先生が吸い上げ、実際の溶岩の様子を動画で確認し、まとめをして授業は終わりました。

生徒達は、五感で感じる理科の楽しさに触れ、主体的に楽しみながら学べていたようです。