中2生・中3生向けの卒業生講演会を開催
中2生・中3生向けの卒業生講演会を開催
本日7月12日(火)、中2生・中3生が本校の34期生(現在の中3が60期生、中2が61期生)の先輩の講演会に参加しました。
お一人の卒業生は現在消化器外科の医師をされている方です。
講演の中では、明法生だった頃の思い出話、大学時代にアイスホッケーも熱心に活動し、そのときの仲間が大切な仲間だというお話、そして医師になってからのお仕事のお話などがありましたが、それ以外にも、医師になってから、より高いレベルをめざしてアメリカに留学したお話もしていただきました。また、現在取り組んでおられるAIを活用した遠隔手術の研究のお話もあり、生徒は真剣に耳を傾けていました。
お話の中で、「なりたいものがあるなら、本気で取り組まないといけない。」「本当に達成したいなら、“量より質”ではなく、まずは“質より量”。とにかくめざすものにむけて本気で時間をかけていかないとダメ」という、貴重なお話をうかがえました。
もうお一人は現在保険会社に勤務されている方です。
講演の中では、同様に、明法生だった頃の思い出話や、大学時代にテニスサークルで大学内での優勝をめざし、熱心に活動し、それを達成したお話、そして教材をつくる会社での勤務のお話などがありました。もともと子どもたちに教えることが大好きだったこの先輩にとって、教材作りのお仕事もとてもやりがいのあるお仕事だったそうです。また、その後、外資系の保険会社に勤務してからの苦労話とともに、お客様から感謝されたときの嬉しさについてもお話ししてくれました。さらに、お仕事以外に子どもたちと関わる地域活動にも熱心に取り組んでおられるというお話もしてくれました。
お話の中には、「目的をしっかりもって、その目的を達成するための小さな目標をしっかり定めて達成していくことの大切さ」という内容があり、とても参考になるものでした。
2人の先輩が共通してお話しされていたのは、「やりがい」ということです。どちらの先輩も本当に毎日忙しく働いていらっしゃいますが、ともに人の役に立つお仕事のなかに、それぞれのお仕事のやりがいを感じているということが印象的でした。
講演が終了してからも個人的に熱心に話を聞いている生徒もいて、とても有意義な講演会になりました。
お二人の先輩には感謝申し上げます。