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Chromebook等を活用した地理Aの授業

高等学校
教科指導

Chromebook等を活用した地理Aの授業

高1地歴科地理Aでは、現在Chromebook等を活用して「主体的・対話的で深い学び」を追求したアクティブ・ラーニング型の授業を行っています。
 今年度のカリキュラムは、現行の地理Aの教科書では巻末にまとめてあるGIS(地理情報システム)を駆使した「新しい地図」の内容を、本校では年度の最初に学習します。「PC端末一人一台」の環境が整った高1では、「Googleマップ」や「Googleアース」はもちろんのこと、国土地理院の運営する「地理院地図」を参照に2点間の距離を測ったり、面積の比較をしたりしています。
 これまでは新旧の地形図を比較し、土地利用の変化を調べるには、年代別に色鉛筆で彩色するなど、面倒な作業が必要でした。しかし、「今昔マップ」というサイトでは、古い地形図を現在の地形図と並べて見ることが可能なため、直ぐに土地利用の変化を調べることが可能となりました。他にも、ウェブ上で動作する「ひなたGIS」のページを参照し、東京都の各自治体における人口増加率を瞬時に階級区分図で作成することや、各自治体の人口ピラミッドを比較することができるなど、「深い学び」といった観点で授業の質が大幅に向上しました。今となっては、Chromebookは本校の地理の学習にとって、なくてはならないものになったと言っても過言ではありません。