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国会・裁判所を知ろう-社会科特別講習

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最高裁判所

国会・裁判所を知ろう-社会科特別講習

8月30日、社会科特別講習「国会・裁判所を知ろう」の一環として、中3~高2までの39名で参議院、最高裁判所、東京地方裁判所の見学を行いました。
7月の夏期講習では、最近定数が変わった参議院に関する分野で、参議院の仕組みやその必要性などを学びました。また、NHK「Eテレ」の“昔話法廷”という番組を参考に、模擬裁判を行いました。小グループに分けての討論では、意見が真っ二つに割れることもあり、判決の根拠については多種多様な意見が出ました。
生徒にとって今回の見学で特に印象に残ったのは、最高法規である憲法に関する判断を行う最高裁判所の大法廷だったようです。空席ではありましたが、15席の最高裁判所裁判官の席を見て、司法の重要性を感じることができました。
また、昼食は農林水産省の食堂などでいただきました。国産の農産物を中心に鯨の竜田揚げなど珍しいものから、定番の食事まであり大変満足できるものばかりでした。
午後の東京地方裁判所見学では、実際の刑事事件の初公判を傍聴しました。厳粛な雰囲気の中で行われる実際に起きた刑事事件の内容と、それに対する裁判官、検察官、弁護士、被告人の一言一言に全員が聞き入っていました。
明法の社会科では、座学だけでなく実感することも大切にしています。実際に聞いて確かめることで理解が進み、さらに興味がわくようになります。
「本物・体験」を大切にしている明法ならではの教育の1つです