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【GSP】英検1級合格者も履修!「21世紀」って一体どんな授業なの??

教科指導

【背景(WHY)】
現代は経済活動のグローバル化に伴い、世界中でグローバル競争が激化しています。ゆえに、世界を活動の場ととらえ、常にグローバルな視野と好奇心を持つ「グローバル・マインド」と、変化をチャンスととらえ、新たな付加価値を創造してく「イノベーション力」を有した人材が求められています。これら21世紀型の素養を高めつつ、「地球益」を追求できる10年後のイノベーターを養成することを目的とした科目が、「21世紀(高2・高3文系選択科目)」です。

【カリキュラム(WHAT&HOW)】
米国の大学院を修了し、日米両国で教授経験豊かなネイティブ教師が週2時間(連続1コマ)の授業を担当します。アクティブ・ラーニングを基本とした少人数の参加型授業で、授業は全て英語で行われます。
*例年、ターム留学(高1時)から帰国した生徒が全履修者の半数程度を占めています。

<前半の1時間(グローバル・マインドPart)>
英語でプレゼンテーション.jpg英語でディスカッション.jpgマトリックスで情報整理.jpgVoice Threadを使って米国の高校生と意見交換.jpgCNN Student Newsを視聴し、「国際的な時事問題」について考察を行います。世界で起きている様々なニュースを「切り口」にしながら、その事象に影響を及ぼしている時代や地域、文化や宗教などの「つながり」について学びます。マトリックスやフローチャートで情報を整理した後は、自分なりの意見を準備した上でディスカッションに臨みます。1つの出来事に対して多面的な見方ができるように、2学期にはICT(情報通信技術)を活用し、米国の高校生たちとの意見交換の場も設けています。


<後半の1時間(イノベーション力Part)>
起業家を招いて英語でワークショップ.jpg21世紀の授業では「イノベーション=問題解決と創造」と定義し、目標達成に有用なロジカル・シンキングと*デザイン・シンキングを習得していきます。日常に溢れている「身近な問題(正解のない課題)」に対して、前述の2つのメソッドを使い分けながら解決策を考えます。これらを「型」として授業内でトレーニングすることで、最終的には「技」のレベルにまで高めていきます。時に事例研究として、企業レベルのケース・スタディーを行うこともあります。また授業と実社会との関連性を深めることを目的に、年に2回、起業家をはじめとした民間のビジネス・パーソンを外部講師にお招きしてワークショップも行っています。
[*注] 米スタンフォード大d.School発のイノベーション発想法(現状をより良いものに変えるデザイン手法)

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[「21世紀」授業紹介ブログ]

2015年12月2日 アクティブ・ラーニングで「複眼的な視点」を身につける!

2015年7月10日 基礎英語2・3(8月号)必見!明法GSPの紹介が掲載!

2015年6月17日 【GSP】クリティカルシンキングの授業 ~「常識を覆す」から生まれるイノベーション~

2015年5月26日 高校生ビジネスプラン・グランプリに挑戦!

2015年2月23日 英語学習のイノベーションとグローバル化

2015年2月9日 現代イスラム過激派とテロリズムのグローバル化について考察

2014年11月12日 グローバル時代のマーケティングと21世紀スキル
2014年10月22日 ICTを活用して米国の高校生と討論!
2014年4月21日  授業紹介「21世紀」(高2)-国際教養力と21世紀スキルを身につける!
2014年2月10日   起業家に学ぶ、「21世紀を拓く日本人」に不可欠な資質
2013年11月2日   グローバルキャリアを考える

動画-[「21世紀」授業の様子]はこちらからご覧ください。