中3サイエンスラボの観察授業報告④
教科指導
週1時間の実験専用授業である「中3実験ラボ」。第4回目の報告を致します。
中間試験迄の5~6回の授業スケジュール(→第3回報告参照)が無事終了し、現在解剖シリーズの真っ直中です。今回は中間考査前の顕微鏡観察と、解剖シリーズ2巡目「スルメイカの解剖」の様子を、いつものように写真を添えてレポート致します。
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[生徒の様子など]
・顕微鏡観察は3時間分行い、早速、自作のパスツールピペットを役立てました。自作のピペットの使い勝手を確認し、どう作製すべきだったのかも分かったはずです。
・明法理科棟池の水は、正に微生物のパラダイス。豊富な材料で、「ミクロの動物園」のごとき営みを垣間見ることができ、生徒諸君も感激していました。特に週が進むにつれ、同じビーカー内でも、見つかる微生物が大型種にシフトしていくという実感はこのような世界でも「食物連鎖」があることを教えてくれたと思います。
・解剖実験では、本年度導入した「新映像システム」が絶大な威力を発揮。事前解説を授けやすいのに加え、先生の実演を見本にしながらでも進行できるので、ポイントを逃がさない学習が可能になっています。生徒諸君の集中力を引き出し、湧き出た探求心に即座に応えることができる理想の指導システムです。
・イカの解剖では、1巡目のハマグリとの比較で、軟体動物の形態進化を知ることができます。そのような知見は、生徒にとって驚きだったに違いありません。時間があればもっと詳しくやりたい、といった雰囲気が充ち満ちた実験となりました。
[今回はA組諸君の様子]