国立ハンセン病資料館を見学しました
今回は、ハンセン病問題「偏見と差別」をテーマに講座(全4回)を設けました。中3生から高2生まで合わせて21名が参加しました。
4回のプログラムは、
②調査:図書、インターネットを利用し自分で調べる
③映像鑑賞:差別問題をテーマにした映画の鑑賞
④見聞:国立ハンセン病資料館の見学
で構成されました。
「差別問題」はいつの時代も生徒の関心が高いものの1つです。今回参加した生徒も、たいへん意欲的で、4日間のプログラムに集中して取り組んでいたと思います。特に最近、「学校のいじめ」が社会的な問題となっていることもあり、「偏見と差別」がどのように人々の心に根を張っていくのか、人間社会がどこまで「残酷」なことをしてしまうのか、等に強い関心を抱いたようです。
全生園(ハンセン病国立療養所)や国立ハンセン病資料館は、本校と同じ東村山市にあります。今後とも、この環境を有意義に活かして、生徒たちに「人の価値の平等」や「個人の尊厳」の大切さを伝えていきたいと思います。
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