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【行事報告】今年の芸術鑑賞教室は落語・漫才・太神楽を楽しみました!

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 本校自慢の講堂で毎年実施している芸術鑑賞教室。今年度は古典芸能を鑑賞する年ということで、落語・漫才・太神楽を鑑賞しました。

 出演いただいたのは、出演順に、開口一番の古今亭きょう介さん、落語の柳家わさびさん、漫才の宮田陽・昇さん、中入りをはさんで落語の真打4代目隅田川馬石さん、太神楽の翁家和助さんでした。

 柳家わさびさんの落語は、男子校の生徒が喜びそうな演目(!)を披露してくれたおかげで大いに盛り上がりました。それに続いた漫才の宮田陽・昇のお二人は、小気味よい話術のなかに、アメリカ合衆国の州の知識をネタの一つにしてくれるなど、中高生が楽しめる漫才を披露してくれました。この漫才で生徒はまさに抱腹絶倒! 

 中入りをはさんだ隅田川馬石さんの落語の演目は、有名な古典落語「時そば」。絶妙な間の取り方は、教員としてもたいへん勉強になりました。

 トリを飾った翁家和助さんの太神楽は、生徒に本物の「芸」を見せつけてくれる演目でした。途中、本校の生徒や教員に飛び入りの参加をさせたり、楽しい話術で生徒たちを喜ばせながらも、素人には絶対に真似の出来ない「神業」をいくつも披露してくれました。生徒はその都度どよめき、拍手をし、一つ一つの芸に感動していました。

 最後には、生徒に宿題として出ていた「なぞかけ」(明法とかけて・・・・・)の優秀作品の発表がありました。生徒の作品の中から、出演してくれた芸人の方々が選んでくれた作品が発表されました。

その中の一つを紹介します。
 「明法とかけて「女主人公」と解く。その心は『どちらもヒロイン』です。」
 分かっていただけましたか?

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 本校では、毎年芸術鑑賞教室を行っています。音楽・演劇・古典芸能の3つを毎年順番に鑑賞します。「本物に触れる」ということが本校の教育の大きな柱の一つです。芸術鑑賞教室はあその一環です。生徒たちは「本物の芸術」に触れることで、豊かな心を育んでいきます。

本校には、校門をくぐってすぐ右に、1000人以上収容できる講堂があります。毎週水曜日の生徒朝会で使うほか、式典や明法祭、芸術鑑賞教室で利用します。ちなみに、東村山市の成人式は毎年この講堂を使ってもらっています。