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【明法祭】実行委員長が文章を寄せてくれました

学校生活
『明法祭の軌跡』  明法祭実行委員長 守谷 貴義

 皆さんこんにちは。今回第四十八回明法祭実行委員長を務めさせていただいた守谷です。

 明法祭も無事終わり、役割もすべて終了し、なんだか少し淋しく思っていた所にこのような機会をいただいたので、今回の明法祭をご紹介させていただくと共に自身も半年を振り返りたいと思います。

 まず委員長になった四月当初は、不安でいっぱいでした。みんなをうまくまとめられるか、大勢の人の前で喋れるかなど、ずっと考えていました。しかし、実際はそんな心配など必要なく実行委員は静かに話を聞き、行動してくれたし、朝会でも生徒の皆さんが真剣に耳を傾けてくれたのでとてもやり易かったです。本当に感謝しています。

 実行委員の活動としては、明法の入口を彩るアーチを多くの方と協力して作ったり、当日行うイベントを考え、生徒に応募を募ったりしたことが印象的でした。他にも、委員の仲間が各々の役割にわかれ、先生方や上級生の指示のもと、パンフレットや横断幕を作成したり、飲食サークルと打ち合わせを行ったり、バンドや講堂のスケジュールを組むなど活躍してくれました。

 九月に入り、本番が近づくにつれて準備も活発になり、あちらこちらで、看板をつくる姿や、遅くまで残る生徒を見かけるようになりました。そして前日には、前庭でテントを建てたり、各サークルが飾りつけられたりしていました。私が最後に学校を出る頃には、明法はすっかり彩られていました。

 待ちに待った明法祭当日には、非常に多くの方々に御来校いただきました。校内は各サークルで賑い、前庭ではイベントが盛り上がり、飲食店は人が列を成し大盛況なのが伺えました。中でもシンクロ「海坊主」は素晴らしい演技で見事グランプリを受賞しました。そして明法祭二日間が終了。皆さん笑顔でお帰りになられました。ここでようやく私は今回の明法祭の成功を実感できました。

 今回の道のりは長いようであっという間でした。これは生徒一人一人が努力し、大きな障害がなくスムーズにいった結果です。私はこの生徒達が一丸となってつくりあげた明法祭に携わる事ができて本当に嬉しく思います。こういった経験は我々にとって将来に役立つ大きな財産となるでしょう。なので皆さんも積極的に参加し、そして明法をより良いものにしていって下さい。

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 明法の生徒にとって明法祭実行委員長になることと体育祭実行委員長になることは、生徒会長になることと同等に誇りあることだとされています。逆に言えば、それだけ重たい責任と負担がかかる重責を担うということです。多くの実行委員をまとめ、そしてその他の生徒のやる気を盛り上げ、来場者の皆さんのために1つの行事を作り上げていく経験は、実行委員長でなければ味わえない経験です。

 明法では、生徒の自治意識を高めるために、教員がフォローしつつも、できるだけ生徒自身の手で行事を作り上げさせる取り組みを続けています。