明法ニュース 中学入試

★10月の受験生対象体験会(部活動・学習)レポート

中学入試

●部活体験会〈小6・5生対象 10/9(土)実施〉

 小6・5生対象に部活体験会を実施しました。これは本校の広報活動の恒例イベントです。本校生徒(顧問教員)が実際に部活動をおこない、そこに小学生が参加するというものです。
 小学生は「本校入学後の」部活動や先輩、顧問教員のイメージを持つことができるよい機会になると思います。

 当日は、「バドミントン、ソフトテニス、空手、剣道、科学、吹奏楽、野球、棒術、バスケット」の9部活動が参加しました。
 そのうちの棒術部が当日の様子をレポートしてくれましたので掲載します。

【棒術部】

 9日(土)3時半から柔道場で部活体験会が実施されました。定員10名のところ、10名の小学生が参加してくれました。どうもありがとう!
 
 受験勉強で体力が落ちているのかな、と思っていましたが、そんなことは全くありませんでした。部員でもけっこう大変な準備稽古をこなし、素手の技へ。そして最後は全員棒の技も体験してもらうことができました。(「明法生負けてるぞ!」という場面も)
 
 昨年の体験会に参加してくれた人たちの中から実際に2名が現中1として稽古しています。来年4月にまた皆さんと一緒に稽古できることを願っています。
 
 保護者の皆様もお疲れ様でした。


●体験学習会〈小5・4生対象 10/16(土)実施〉

 小5・4生対象に体験学習会を実施しました。このイベントは昨年まで小6・5生対象であったものを衣替えしました。それに伴い内容もリニューアルし、小学生が参加しやすい内容にしました。 当日、体験可能な教科は「社会、美術、理科、算数」の4つでした。

 体験学習会は本校の広報活動の恒例イベントで、本校教員が小学生向けに「授業」をするもので、小学生は「本校入学後の」本校の授業や教員のイメージを持つことができるよい機会になると思います。
 そのうちの美術科教員が当日の様子をレポートしてくれましたので掲載します。

【美術科】

 10月16日(土)の午後に行われた美術の体験学習には7人の児童が参加しました。
 
 今回の学習では、「共同制作を通して、一人ではできないダイナミックな作品を制作し、喜びや驚きを共有する美術」をテーマに巨大バルーンアートに挑戦しました。内容は、農業用の遮光性シートで制作されたドームに、自由に星形の穴をあけ、その部分にカラービニールシートを貼るというものです。空気の入ってないバルーンは一見ただのゴミ袋のよう...。しかし、完成後には小宇宙空間が広がるに違いない!という期待を持って制作を開始しました。
 
 参加した児童たちは、初対面のメンバーでの共同制作とあり、はじめは緊張している様子でしたが、時間が経つにつれ夢中になって手を動かすようになっていました。また、途中から保護者の方々や教員、在校生をも巻き込んで制作を行い、短い時間の中で大きな作品の完成を皆で目指しました。

 一人四つ程の惑星をつくり終え、ついに巨大バルーンを前庭にて膨らまし始めました。参加児童は不安と期待に胸に、うねうねと徐々に膨らむバルーンを見守っていました。大きく膨らむにつれて穴が開いている部分が多数発見されましたが、皆で協力しながら穴をテープでふさぐ姿が見られました。

 5分程でバルーンは完全に膨らみました。順番にバルーン内に入っていく児童たちからは、歓声が上がっていました。しばらくすると静かになっているので中をのぞいてみると皆、寝転がって自分のつくったカラフルな惑星を見上げているようでした。その後バルーンを皆で持ち上げたり、動かしたりと遊び、学習を終えました。
 
 児童たちには形あるものを持ち帰ってもらうことはできませんでしたが、何か心に残る思い出をつくることも美術であると感じてくれたら幸いです。そして、共同制作のおもしろさと魅力を体感してくれたと思います。



 
 
 
 
棒術部体験風景①棒術部体験風景②棒術部体験風景③
美術科バルーンアート体験風景①美術科バルーンアート体験風景②美術科バルーンアート体験風景③