2011年11月 - 明法ニュース
2011/11/29
女子も参加! 明法杯"少年"サッカー親睦会 第40回大会 開かれる!
11月20日(日)と23日(水)の2日間、「明法杯少年サッカー親睦会」が本校グランドで開かれました。この大会は、本校の広々とした敷地を地域の方にも有効活用していただくために、明法サッカー部のインターハイ出場(昭和60年)を記念し、翌年の昭和47年から開催されてきたものです。今年で40回目。過去39回の大会では、地元の東村山市だけではなく、多摩地区の数多くの学校が参加し、小金井、清瀬、小平、東久留米からも優勝校が出ています。
5年生チーム健闘、ミニなでしこも
今年は、東村山市内の全小学校を含む17校が参加し、熱戦が繰り広げられました。2日間の激戦を勝ち抜き優勝したのは、東村山市立秋津小学校。全試合を通じ、群を抜く強さでした。また、決勝まですすみ大いに健闘したのは、5年生チームの回田(めぐりた)小。よく頑張りましたね。その他の学校も皆、フェアプレーに徹し、真剣勝負のすばらしい試合を見せてくれました。
近年は、女子選手の参加も増え、その活躍が目立っています。なでしこジャパンの影響でしょうか。そろそろ"少年"サッカー大会の名称変更も考えていかねばならないでしょう。
日本でたった5名の国際審判員(主審)に! 飯田淳平氏(本校OB)
昨年まで明法杯サッカーで、子供達に主審の笛を吹いていた、本校OB(前体育科講師)の飯田淳平氏。何と、今春、FIFA認定の国際審判員に、弱冠29歳で選ばれました。日本の現役の審判員(主審)ではたったの5名、歴代でも11名しかいません。現在、日本サッカー協会のPR(プロフェッショナル レフリー)としてJリーグの審判や、国際試合もこなしています。飯田氏曰く、「国際試合では言葉がうまく伝わらず、選手とコミュニケーションがとれなかったり、グランドがでこぼこだったり、観客から物を投げ込まれたりと、日本では考えられないことを経験しました。審判の責任の大きさ、重さを改めて実感しています。」
リスペクト
サッカーの"正義"を貫くのが審判。正しいジャッジ無くして、感動的な試合もありません。明法杯サッカーで互いを尊重し、"リスペクト"する意義を説き続けてきた飯田さん。
明法のグランドで子供達へ笛いていた"正義の笛"が、今、世界にこだましています。
(文責:教頭 早乙女)
2011/11/29
11月5日(土)3時半から高田馬場・新宿コズミック・スポーツセンターにて行われた、早稲田大学棒術会大演武会を今年も見学させていただきました。早稲田大学棒術会は明法棒術部の本部です。
学校を1時半に出発し3時に現地到着。明法よりも少し広い体育館に圧倒されつつも、大学生の演武を心待ちにしている様子です。今日は見るだけなのに緊張している人も。
演武内容は1ヶ月前に実施した自分たちの演武会と重なるものが大半ですが、腰の低さ・迫力・豪快さなどなど明法生が学ぶべきことはたくさんありました。
また明法生ではまだ習わない技や組手・組棒の数々。きっといつかは!と夢をふくらませたことでしょう。各自自分の足りないところを見つけて今後の稽古に活かしていってくれることを期待しています。
早稲田の皆さん、どうもありがとうございました。
投稿時刻 06:36 | カテゴリー:
部活動・同好会
2011/11/29
去る2011年11月27日(日)に、アウトドア・山岳部は日帰りハイキングを行いました。参加者は、中学1年生の全員(4名)と、中学2年生3名、高校1年生の1名です。目的地は、埼玉県秩父市の琴平丘陵で、行程は下記のとおりです。
午前8時頃の気温は3℃と、非常に寒かったのですが、午前10時にもなると、だんだんと陽が照ってきて、過ごしやすい絶好のハイキング日和となりました。
時程・行程は以下の通りです。
9:00西武秩父駅改札前集合。
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9:30駅出発。
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9:45羊山公園着。
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10:00武甲山登山口の碑。
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11:00岩井堂着。
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11:30大渕寺着・昼食
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11:45影森駅出発
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11:50お花畑駅着。
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12:00西武秩父駅で解散。
今回のハイキングは、地図上では分からないくらいの本格的な登坂を伴っており、体力的には厳しいものでした。さらに、中学1年生が初めて先頭を務めてくれました。本校では2日前にマラソン大会が終わったばかりで体力の回復が危惧されましたが、中学1年生はしっかりと先頭の大役を果たしました。最初に予定していたコースタイムを、2時間も早くクリアしたほどでした。
中学1年生のA君の反省会でのコメントには、
「マラソンの練習を体育の授業でやったこともあって、自分でも体力が付いてきたんだな、と感じられるようになって良かった」
とありました。
二学期も残すところ僅かで、考査一週間前に入ります。
今後のアウトドア・山岳部の活動にご期待下さい。
投稿時刻 06:35 | カテゴリー:
部活動・同好会
2011/11/19
本校自慢の講堂で毎年実施している芸術鑑賞教室。今年度は古典芸能を鑑賞する年ということで、落語・漫才・太神楽を鑑賞しました。
出演いただいたのは、出演順に、開口一番の古今亭きょう介さん、落語の柳家わさびさん、漫才の宮田陽・昇さん、中入りをはさんで落語の真打4代目隅田川馬石さん、太神楽の翁家和助さんでした。
柳家わさびさんの落語は、男子校の生徒が喜びそうな演目(!)を披露してくれたおかげで大いに盛り上がりました。それに続いた漫才の宮田陽・昇のお二人は、小気味よい話術のなかに、アメリカ合衆国の州の知識をネタの一つにしてくれるなど、中高生が楽しめる漫才を披露してくれました。この漫才で生徒はまさに抱腹絶倒!
中入りをはさんだ隅田川馬石さんの落語の演目は、有名な古典落語「時そば」。絶妙な間の取り方は、教員としてもたいへん勉強になりました。
トリを飾った翁家和助さんの太神楽は、生徒に本物の「芸」を見せつけてくれる演目でした。途中、本校の生徒や教員に飛び入りの参加をさせたり、楽しい話術で生徒たちを喜ばせながらも、素人には絶対に真似の出来ない「神業」をいくつも披露してくれました。生徒はその都度どよめき、拍手をし、一つ一つの芸に感動していました。
最後には、生徒に宿題として出ていた「なぞかけ」(明法とかけて・・・・・)の優秀作品の発表がありました。生徒の作品の中から、出演してくれた芸人の方々が選んでくれた作品が発表されました。
その中の一つを紹介します。
「明法とかけて「女主人公」と解く。その心は『どちらもヒロイン』です。」
分かっていただけましたか?
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本校では、毎年芸術鑑賞教室を行っています。音楽・演劇・古典芸能の3つを毎年順番に鑑賞します。「本物に触れる」ということが本校の教育の大きな柱の一つです。芸術鑑賞教室はあその一環です。生徒たちは「本物の芸術」に触れることで、豊かな心を育んでいきます。
本校には、校門をくぐってすぐ右に、1000人以上収容できる講堂があります。毎週水曜日の生徒朝会で使うほか、式典や明法祭、芸術鑑賞教室で利用します。ちなみに、東村山市の成人式は毎年この講堂を使ってもらっています。
2011/11/08
11月2日(水)、暖かい秋晴れの中、高校スポーツ大会が行われました。
受験勉強の最中、この日だけは燃えようという3年生、部活動で先頭に立ち今が盛りの2年生、初年度だからと言って負けたくはないという1年生、それぞれの思いを胸に熱戦が繰り広げられました。
サッカー、ソフトボール、バスケットの各会場の設営は、HR委員や部活動の生徒によって前日遅くまでかかりました。審判や試合進行もすべて生徒達で行う手作りの大会。少々のトラブルはありましたが、HR委員長らの手腕によって大会は無事に終了し、笑顔の生徒達の額には青春の汗が輝いていました。
●サッカー
優勝 高3A 準優勝 高2B 第3位 高2A
●ソフトボール
優勝 高2A 準優勝 高2D 第3位 高3A
●バスケットボール
優勝 高3B 準優勝 高3D 第3位 高2E
●総合
優勝 高2A 準優勝 高3B 第3位 高3A
2011/11/08
10月26日(水)に中学スポーツ大会が行われました。種目は、サッカー・ソフトボール・ドッヂボールの3種目。1人が1つの種目に参加して、クラス対抗で争われます。
当日は朝から肌寒い1日でしたが、多くの先生方、中学ホームルーム委員の協力によりスポーツ大会はおおいに盛り上がりました。
本校の中学スポーツ大会は、ホームルーム委員とよばれる各クラスのリーダー生徒が企画をして行われます。今年度も、中学3年生のホームルーム委員が中心となり下級生に的確な指示を伝えていました。その様子は頼もしさを感じることができました。
大会前日は、硬式野球部、高校サッカー部にも協力してもらい、本校の大きなグラウンドに、サッカーコート2面、ソフトボール球場3面、ドッジボールコート3面を、下校時間ぎりぎりまでかけて、作り上げました。
本校の第1グランドはご存じの通り、400mトラックも余裕でとれる広さなので、これだけのコートをつくって競技しても、特に問題がないのです!
総合優勝をした3年A組、同じ得点で3年B組と、2年B組が二位という結果になりました。3年A組のサッカーは技術もさることながら、ゴール後のパフォーマンスも自分たちで考え会場を楽しませてくれました。
試合進行、審判、会場設営、片付け、試合が始まるのに姿を見せない生徒を全員が探しに行く姿、そのどれもが一生懸命で明法の絆を感じることができたスポーツ大会となりました。
2011/11/04
11月2日(水)、スポーツ大会の開会式が本校講堂で行われた。冒頭、生徒会長の挨拶があった。「待ちに待ったスポーツ大会。天気もいい。みんなで盛り上げ、目一杯がんばろう!
でも、けがをしないように。湿布はいらない。俺たちのスポーツマンシップを貼ろう!」
いつもパワー全開の馬場会長(高2、野球部)、今日はどうにか的を射たらしい。司会の相川副会長(高2、野球部)も思わず苦笑。明法らしいさわやかな空気が講堂全体に広がった。
明法の学校行事は、ほとんど中学・高校一緒に行われるが、このスポーツ大会は別だ。先週は中学の大会があり、今日は高校の大会である(中学生は学力テストを行っている)。種目は、サッカー、ソフト、バスケットで、クラス対抗で競う。
明法のスポーツ大会には細かいルールはないが、ひとつだけ厳しい"掟"があった。それは、「反則は負け」である。サッカーで一番厳しいのはレッドカードで選手退場だが、明法では、選手の不正行為は、チーム全体の敗北を意味する。
審判を始め、HR委員会を中心とした、生徒会が主体で取り組む。受験を控えた3年生(46期生)も、この日は真剣だ。5月の体育祭で健闘した3年生も、この時期は体力が落ちている。しかし、気持は負けていない。優勝こそ逃したものの、2位、3位を確保し、意地を見せた。
閉会式では、川窪HR委員長(高2、バドミントン部)から「みんな最後までよく戦い、力を出し切りました。大会を支え、準備をしてくれた人たちにも感謝します・・・・」とのメッセージ。
閉会式が終わったのは4時半。グランドは、すでに灰色のベールをまとい始めていた。やがて、生徒もいなくなり静寂があたり一面を支配する。芭蕉の「兵(つわもの)どもが夢のあと」というのだろうか。ひんやりとした秋色の空気が心地よい。
今年、最後の3年生を送り出す担任の児玉先生。ポケットに両手を突っ込みながら、静かに、そしてやさしく生徒を見つめていた。
(文責:教頭 早乙女)
2011/11/02
9月下旬に中学3年生は、本校理科伝統の「解剖シリーズ」第2弾に挑みました。今回の材料はエビです。以下の文章は、中学3年生の学年通信に載せられたものです。
●解剖実験②(エビ)の情景
9/27(火)・28(水)、2回目の解剖実験が行われました。今回の材料は、おそらく日本人の誰もが食品として大好きなエビ。節足動物(多足類・甲殻類・クモ類・昆虫類)の代表として甲殻類のエビは馴染み深く、その点で違和感なく実験に没頭できた様です。加えて、外骨格であることをはじめ、我々とは全く異なる「ボディーデザイン」を持つこの生物からは、前回のハマグリ(軟体動物)以上に、生命や生物体への「神秘」を感じてくれたことと思います。
[感想]
●心臓はほぼ透明でコロッとすぐとれた。消化管も透明だが、糞が入っているところは黒くて判りやすかった。
●エビの足がこんなに多いことを初めて意識した。いつも食べている所が筋肉だと初めて知った。
●とても臭かったが、1つの命の犠牲によって器官の場所を教わった。
●解剖はすごくおもしろい!又やりたい!!。
●エビも生きているということを重く感じた。
●気持ち悪かったけど、面白くてワクワクした。
●パートナーが上手で助かった。僕も上手になりたい。
●前回同様上手くはできなかったけど、いろんな発見があり面白かった。
●この解剖でエビの中身を初めて知った。
●前回よりも更に難しかった。足にも種類があることに驚いた。
●大変難しかった。今度やるときは、部分部分の位置を覚えた上で実験したい。
●食べるとき以外でエビを触ったのは初めてなので、とてもいい体験になった。
●他のエビより消化管の中の糞が多く驚いた。
●解剖は面白いけど、使う生物を大切にしようとも思った。
●エビに感謝しながらもしっかりやれて良かった。これからも解剖はふざけずに、しっかりした気持ちで取り組みたい。
●エビというのは何故こんな体をしているのだろうと思った。エビは様々な部位全てが変な生物だと思う。今度からはエビを見る目が変わってくると思う。
●解体したからこそ分かることが沢山あって良かった。
●真剣にやりました。
●前より手際が良くなった事が実感でき、嬉しい。
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本校の理科は、理科専門棟で行われます。理科専門棟は物理・化学・生物・地学の4分野がそれぞれ講義室と実験室を備えた本格的な施設です。
この理科専門棟で本校生徒は、さまざまな実験を通じて"本物に触れる"経験をします。中3で実施される伝統の「解剖シリーズ」は、5回分が予定されており、今後スルメイカ、アジ、バフンウニなどが材料になります。
2011/11/01
去る2011年10月29日(土)~30日(日)に、アウトドア・山岳部は秋季合宿を行いました。高校1年生3名、中学生約20名と、OBの卒業生1名が参加しました。
東京都奥多摩町の氷川キャンプ場に1泊し、翌朝から鋸山(標高1、100m)を目指しました。10月の終わりともなると、キャンプ場での宿泊は、かなり寒いものとなります。しかし、どの生徒も体調を崩すことなく、登山に臨むことが出来、体力面や精神面での向上が感じられました。
紅葉が始まる時期で、登山には最適なコンディションでした登っている間は相当ハードな運動ですので、かなり暑く感じられ、頂上付近や休憩中は寒いので、激しい寒暖の差を経験する事が出来、生徒は山岳部の部員として相応しい状況になってきました。
これからは雪山の季節を迎えますが、今後も体調を万全にして、無理のない登山を心掛けたいものです。
投稿時刻 06:29 | カテゴリー:
部活動・同好会